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精神科・神経科領域の疾病について

こちらでは、精神科・神経科領域の疾病についてのコラムを紹介しております。

コラムは少しずつ追加作業を行っておりますので(未掲載24件)、更新完了までいましばらくお待ち下さい。

「うつ」とは何か

多くの人が悲しみや喪失感を表現するのに「鬱(うつ)」ということばを使います。 元気が出ない、眠れない、食欲がないといった、一時的に「憂うつな気分の状態(うつ状態)」になることは誰でも経験することですが、普通は時が経つにつれ、次第に回復していくものです。 しかし、これらが回復せずにずっと続くことがあり、その場合には治療が必要になります。また、「うつ」になったときは、心の症状に加えて、身体の症状を伴うことも特徴です。 今までの様々な研究で、全人口の6~7人に1人が生涯に一度は、「うつ」の状態になると言うことが解っています。


うつの一般的な症状

心理的  ▶ 気分がおちこみ、何となく悲しい、寂しい    ▶ 興味や関心が少なくなる    ▶ 希望がもてない  ▶ 集中できない  ▶ 死にたいと考える  ▶ イライラする  ▶ 自分を責めたりする 身体的  ▶ 眠れない    ▶ 食欲がない    ▶ 体重が減った  ▶ 疲れやすい  ▶ 身体がだるい  ▶ じっとしていられない  ▶ 性欲が減った

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うつの療養方法

家族と本人が「うつ」に対して正しい知識を持ち、家族の暖かい協力が、うつ病を治療する上で必要になります。 ①現在の状態が「うつ」によって引き起こされたということを理解する。 「うつ」の状態になっていても、体の病気のように目に見える症状が少ないため、家族は病気であることを理解...

うつ病とは

内科を受診する方の10人に1人は、うつ病であるといわれています。 疫学調査でも、おおむねのところ、一般人口の5人に1人は一生のうち一度はうつ病になり、25人に1人は現在うつ病である、といった調査結果が出ています。 このことからうつ病は、かなりありふれた病気だといえます。...

うつ病の症状

うつ病とは、どんな病気なのでしょうか。まず症状的には2つの大きな特徴があります。 ①抑うつ気分と、②精神運動抑制です。 ①の抑うつ気分とは、わけもなく気分がゆううつで“落ち込んだ”気持ちのことで、それは、悲しい、惨め、淋しい、心細い、何もかも悲観的で、お先まっ暗になる、とい...

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