睡眠障害について
・人口の15~20%が慢性不眠ですが、高齢者ではもっと比率が高く(1.5倍)なります。
・眠れない事への恐怖心が、一番の問題であることが多い。
・睡眠薬以外の治療方法もたくさんある。
睡眠不足の影響
●昼間の居眠り ●疲れやすい
●イライラする ●集中力/記憶力の低下
●事故やけがの危険性が増える(睡眠時無呼吸症候群)
睡眠障害の原因-考えられる原因をみきわめる-
睡眠不足にはいろいろな原因が考えられます。睡眠病、身体的病気、心理的要因、生活習慣に関係する要因、環境などが原因となることがあります。
●身体的原因
慢性の病気がある場合、あるいは長期間使用している薬がある場合は睡眠に影響を及ぼしている可能性があります。 消化不良、頭痛、背痛、関節痛、心臓病、糖尿病、喘息、副鼻腔炎、潰瘍など
上記の中に印を付けたものがある場合は、主治医に相談した方が良いでしょう。
●心理的原因
ストレスがあったり、落ち込んでいるときなどは睡眠不足になりがちです。
ストレスを感じている、非常に心配なことがある、緊張や不安が強い、怒り、
気分の落ち込み、以前は楽しめた事に興味がない/楽しくない、やる気が出ない
● 生活習慣に関連する原因
生活習慣が原因で睡眠不足になるのはよくあることです。
▶コーヒー・紅茶をよく飲む、煙草が多い ▶就寝前のアルコール、就寝直前の飲食
▶就寝前に神経を使う活動(スマホ/筋トレ/就寝直前の熱つめのお風呂など)をする
▶運動不足、湯冷め
▶昼寝 (30分以内なら良い、布団を敷いて寝たりベットで寝るのはだめ)
▶交替制の勤務、就寝・起床時間が不規則
●環境要因(リラックスできない環境)
●睡眠病(睡眠時無呼吸症候群など)
問題に対し、規則的な睡眠習慣を取り戻すための方法を見つけましょう。
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